〜プレイルーム〜

何度も言うが『絶対に負けられない戦い』に行ってきた。
だいたい『負けられない』っていうのが悲愴感いっぱいでイカン気がする。

 「めちゃめちゃ勝ちたい戦いが、そこにはある!」

なんか、緊張感ないか・・・。

オレは、たしかサッカー観戦は今日で2度目だったと思う。最初はJリーグが
できたての頃にヴェルディーの試合を観戦したんだったと思う。
カズとかラモスがちっちゃくてちっちゃくて、しかも得点シーンはよそ見して
て見逃したので、ぶっちゃけそんなに楽しくなかった。
正直、野球観戦の方が好きだった。
しかし、一緒にいったS田くんは

 「日本代表の試合は違うんですよ!」

と力説してた。そして、

 「だいたい、その服ッ、青色が1つもないじゃないですかッ!」

と怒られたりもした。
気持ち的には、NAGANOオリンピック観戦!

 「普通の試合じゃないんですよ!」

と興奮気味もしてた。そんな普通じゃない試合にダレのおかげで来れたのか、
すっかり忘れてる様子だ。

しまいには駅前で「俺なんか」と、おもむろに脱ぎ出し、ジャパンブルーの
ユニフォームを見せられた。

ただ、半袖のユニフォームは寒かったらしく、試合中にS田くんのユニフォーム姿を見る事は一度もなかったが・・・。

みんな、なんかしら『青色』をコーディネートしてたが、そんな中で一番
おかしなおっさんは

 タイガースの帽子をかぶってた

ちょっと親近感。

スタジアムに入ってビックリだ。

 座席、近ッ!

今回のチケットの入手方法は、オカンの弟つまりオレの叔父さんから頂いた
チケットで、メインスタンドの前から7列目という超VIP席だった。
なんでこんなすごいチケットが手に入ったのか分からない。それ以上に、
こんな女の子クドキ放題なチケットがありながら、

 S田くんを誘ってる自分がもっと分からない

チケットが届いた時、オレの中で葛藤があったのも事実だ。

 コレ売って・・・
 その代わりしっかりテレビで見て・・・
 すごいいい席でしたよ!って、お礼を言っておけば・・・

という悪魔の囁きがなかった訳でもないが、悪魔に屈せずホントによかった。
行ってみて驚いた。スグそこがグランドだ。
ここまで素晴らしい席とは!どんだけ近いって、こんなに近い。

ヘタしたら、練習してる時に

 「おい、俊介!」

って、気安く呼びたくなるぐらい近くて、呼ばれた俊介も思わず

 「ヒデ、呼んだ?」

って、間違えて振り返るぐらい近かった。

そして、バーレーンの応援の一団にも近かった。応援に来てるのは国を上げて

 20〜30人?

えッ、こんだけ?ちょっとかわいそうな感じがした。

それにしても、ホントにチケット売ったりしなくてよかった。
選手がグランドに出てくるぐらいの頃に、隣の席に叔母さんと姪っ子が来た。

 チケット売ってたら、バレバレのとこだった

で、選手がグランドに出て来たら、これまたドえらい盛り上がりで・・・

たしかに、この雰囲気の中では、絶対に負けられんわ。
『絶対に負けられない戦い』って、

 ワールドカップに行くため『負けられない』っていうより
 選手が安全な生活を営むため『負けちゃいけない』ような気がする

ただ、バーレーンの選手にはイマイチ緊張感がない。

そんな中でアップが始まったが、一番真剣にアップしてたのは、審判達だった。

なかなか審判も大変な仕事だ。

そして国歌斉唱

森山良子の国歌斉唱は歌い始めた瞬間「キー高いんちゃう?」と思ったが、
さすがだった。
ただ、やはり何度聞いても終わった感じのしない国歌だ。

そして、いよいよキックオフ!

 試合が始まってからは、全く写真を撮る余裕ナシ

まぁ、どんな勝ち方であれ、勝ってよかった。
最後の最後に出た(出るようにジーコに言われた)稲本は、どんな気持ち
だったのだろう。

 「俺、イングランドから来てんで・・・」

写してくれたS田くんが緊張?したのか、手ブレして写ってないが、
辛うじて勝ち点『3』をもぎ取ったばっかりのジーコに

 インタビューしてるところだ

帰り道、埼玉スタジアムから浦和美園駅までの約1.6キロの間には食い物屋の
露店が並んでたが、一番多かったのはユニフォームを売ってる人達(半数外人)
だった。

 ただ、コレは、友達とかのジャージを貰って来ただけちゃうか?

家族で行くはずだった貴重なチケットを譲ってくれた賢叔父さん
ホントにありがとうございました。次は、ホームのイラン戦ですね。でも、
そんな貴重なチケット貰ったら

 売っちゃいます、いや、見に行きます


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